みなさま よいお年を
今年ももうおしまいです。年取ると本当に月日が早くなりますね。本年もお付き合いいただきありがとうございました。
今年は10月以降諸々忙しい＆金欠で銃に回せる時間も金銭もなく、サイトをWordPress化してサーバー引っ越ししたにもかかわらず、ろくに更新もできなかった点は反省しています。
個人的にVFCのCO2運用がReloadマガジンのおかげで標準となった一年でした。新規で購入した長物は、MapleLeafのML44 Blaster、APFGのMCX SpearLT、VFCのKS-1と全てReloadマガジンでCO2運用できるものばかりでした。ハンドガンはちょっと興味が薄くなってしまっていて、マルイのG17Gen5の再生産分を買ったくらいでした。
10月以降はとにかくPC関連の値上げが目まぐるしく、銃そっちのけでPCリプレイス計画を前倒しせざるを得ず、QwenImageEdit2509やWAN2.2といったローカルAI関連のアップデートも相次ぎ、PC関連にかかりっきりでしたね。ま、サバゲーには行ってましたが…。
年末年始の休みを利用して買っておいた上写真のパーツでPCを組む予定です。現在はゲーム用にRyzen9900X3D＋RTX4090のPCを使っているのですが、4090を5090に買い替えなかったのが心残りですね。このPCが今年はローカルAIで稼働しっぱなしで、ゲームができず、Steamのセールの度に積みゲーが増えていく一方でして、StrixHaloのデスクトップ用マザーが出たら一般作業用のRyzen4750GのPCをリプレイスしようと思っていました。ところが10月以降何もかもが値上がりし、この価格高騰は2027年まで解決しない見方が強くなってきて、予定変更せざるを得ませんでした。ちなみに僕が買った価格とこの年末時点の価格を比較すると急いだ理由がわかってもらえるかと。メモリはDDR5-5600で32GBx2の64GB（いつもCrucialの指名買いでしたので、撤退マジ悲しい）が6月に購入してあって25800円でしたが、今は127000円前後です（約5倍！）。SSDはWDのSN7100の2TBが10月購入で20800円が今は44000円と4TBが8月購入で36000円が今は80000円、GPUはMSIのRTX5070Tiにしましたが（MSIがいいというより安くて光らないのがいい）11月購入で135000円でしたが今は160000円前後、CPUは9800X3DでマザーはB850（諸事情で高めのASUS製ITX）ですがこれは値動きほぼなし。電源やらケースやらクーラーやらは既存のものを流用するので0円。買ったパーツの実際の合計価格は21万円ほどですが、今2025年12月30日に同じもの揃えると51万円ほどになります。2026年は本当にPC界隈に「冬来る」になりそうですね…。
↑は実際のCrucial DDR5-5600 32GBx2（CP2K32G56C46U5）の価格.comの価格推移表のキャプチャ。486時代からPCパーツ屋に通ってるロートルでも、こんな価格高騰は見たことない…。
今後のメモリの価格は不透明です。価格高騰の理由はブランド撤退したCrucialの発表によるとAIサーバー用HBMメモリに生産設備を全振りする（のでそれ以外のメモリは作らない）ためのようです。他メーカーの緊急参入のうわさもあり、まだ値上がりするのか、もう落ち着くのか、全く見通せない状況です。SSDをはじめ、SDカードやスマホ内蔵のMMCもメモリの一種なので、今後の値上がりは確実視されています。
GPUは既にAMD/nVidiaともチップの値上げは発表済みで、GDDRメモリも高騰の一途であるため、来年はかなりの値上がりになるとみられています。その煽りで、次世代のGPUに関しても不透明さが増しています。RTX50xxSuperはキャンセルかと憶測されるようになり、RTX60xx世代は2027年に出たとしても、一般市民（特に日本の）には手が届かない価格になるかもしれません。AI性能でnVidiaの後塵を拝しているAMDから新しいRadeonがnVidiaよりかなり低い価格で発売されれば、多数のユーザーがローカルAIを切り捨ててPCゲームのためにRadeonを選ぶという流れになるかもしれませんね。Radeonかぁ…、確か僕が最後に買ったRadeonはX1900XTXだったはず。今まで使ってきたGPUを振り返るとなんともエモい気分になりますね。たとえ初めて買ったビデオカードがS3のVision864だったとしても（泣）。
来年はPC関連は絶望的だとしても、銃に関してはよい1年になってほしいですね。特に長物はCO2化が一層進むことを願ってます。それではみなさま、よいお年をお迎えください！